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無料給水スポットはどうやって広がった?ONE PLANET LABO が取り組む “リフィル社会”への挑戦|環境問題解決カンパニーを探せ!

無料給水スポットはどうやって広がった?ONE PLANET LABO が取り組む “リフィル社会”への挑戦|環境問題解決カンパニーを探せ!

環境問題が深刻化する地球。最近では環境問題解決に向けて動き出している企業や団体、すなわち「環境問題解決カンパニー」を多く見かけるようになりました。このコラムではそんな環境問題解決カンパニーのことを「なんでも知りたいオフクロサマ」が徹底調査!

 

今回ご紹介するのは、全国各地で利用されている給水スポット設置ムーブメントの仕掛け人 「一般社団法人 ONE PLANET LABO 」さん!

 

実は、給水スポットの普及活動にとどまらず、その先を見据えた新たなサステナブルな取り組みにも挑戦しているのだとか…。さて、どのような事業を行う団体で、環境問題解決に向けてどのように地球環境に貢献しているのでしょうか?オフクロサマと一緒に見ていきましょう!

 

あると嬉しい無料の給水スポット!その裏側を知っていますか?

 

今年も早くから30度を超える真夏日が続き、夏の訪れを実感する季節となりました。そんな時に欠かせないのが、こまめな水分補給です。

 

そこで注目したいのが、カンキョーダイナリーでもたびたび取り上げている「給水スポット」。マイボトルを持ち歩く人が増えた今、外出先で気軽に水を補給できる場所として、その存在感が高まっています。

 

今回オフクロサマが訪ねたのは、給水スポットとリフィル行動の普及活動プラットフォーム  Refill Japan(リフィルジャパン)を運営する一般社団法人ONE PLANET LABO(ワンプラネット・ラボ)さん!無料の給水スポットが誕生した背景や普及への取り組み、そしてこれから目指す未来についてお話を伺いました。

 

ONE PLANET LABO の活動の原点と現在

 

街なかで見かける給水スポット。その普及をけん引してきたのが、一般社団法人ONE PLANET LABO さんです。同団体の活動の原点は、2010年に始まった「水Do!(スイドゥ)キャンペーン」にあります。「水Do!キャンペーン」は、ペットボトルなどの使い捨て容器の消費を減らし、マイボトルでの水道水の飲用を推進するキャンペーンです。

 

当時から代表の瀬口亮子さんは、ペットボトル飲料の消費拡大に問題意識を抱いていました。日本ではペットボトルのリサイクル率が高い一方で、製造や輸送、販売、リサイクルの過程で多くの資源やエネルギーが使われ、CO2を排出しています。そこで着目したのが、身近な水道水を活用するという選択肢でした。

 

 

その後、「水Do!ネットワーク」という団体を設立し、2019年より給水スポットの普及のための全国的な協働プラットフォーム「Refill Japan」を運営。さらに2022年からは、給水だけでなく「マイ容器」(お客さんが持参する容器)の利用ができるお店の拡大にも対象を広げています。

 

水Do!ネットワークは昨年、法人化・名称変更し、「一般社団法人ONE PLANET LABO 」として、引き続きRefill Japanを運営し「リフィルが当たり前の社会」を目指して活動を展開中です。つまり、給水スポットを増やすことはゴールではなく、使い捨て容器に頼らないライフスタイルを広げるための第一歩なのです。

 

「給水スポット」という言葉はここから始まった!

 

いまでは自治体の広報や企業の取り組みでも当たり前のように使われている「給水スポット」という言葉。しかし実は、この言葉を最初に提唱したのが、現在の ONE PLANET LABO さん。代表の瀬口さんによると、2010年に水Do!キャンペーンを始めた当時、外出時に無料で水分補給ができる場所を表す一般的な呼び名はありませんでした。そこで、水飲み場や冷水機、ボトルに給水できる設備、さらにはマイボトルに給水してくれるお店などを総称する言葉として「給水スポット」という名称を使い始めたといいます。

 

▲給水/リフィル スポットマップはGoogleマップと連携され、地域ごとの給水スポットを探すことができる。

 

現在では環境問題やSDGsの話題から「給水スポット」という言葉そのものが広く浸透し、多くの人が検索するキーワードになりました。運営する「給水/リフィル スポットマップ」の閲覧数も累計600万件を超え、年間約200万回以上閲覧されているといいます。

 

何気なく使っている「給水スポット」という言葉。その背景には、使い捨て容器を減らし、水道水をもっと身近な選択肢にしたいという長年の活動の積み重ねがありました。単なる名称ではなく、人々の行動を変えるためのアイデアから生まれた言葉だったのです。

給水スポットはSDGsの多分野に貢献する

給水スポットは、単にマイボトルへ水を補給するための場所ではありません。ONE PLANET LABO では、給水スポットを「環境」「水資源」「健康」「まちづくり」といった複数の社会課題をつなぐ存在として位置付けています。実際に、給水スポットの普及はSDGsのさまざまな目標達成にも貢献すると考えられています。

環境負荷を減らす

マイボトルを利用して給水することで、ペットボトル飲料の購入を減らすことができます。ペットボトル飲料は、容器の製造だけでなく、輸送や販売時の冷却などにも多くのエネルギーを消費します。給水スポットの利用は、使い捨て容器の削減やCO₂排出量の削減につながります。

 

水資源への関心を高める

給水スポットで利用する水道水は、地域の河川や地下水などの水資源によって支えられています。日常的に水道水を飲むことは、自分たちの暮らしを支える水環境に目を向けるきっかけになります。さらに、その先にある海や自然環境への関心にもつながります。

 

健康と安全な水へのアクセスを支える

水は誰もが生きるために欠かせないものです。近年は猛暑による熱中症リスクも高まっており、誰もが無料で水分補給できる環境の重要性が増しています。給水スポットは、安全な飲料水へのアクセスを支えるとともに、人々の健康を守る役割も担っています。

 

魅力的なまちづくりにつながる

魅力的な給水スポットは、まちのランドマークとなり、人々が集まるきっかけにもなります。また、店舗で給水サービスを利用する際には店員との会話が生まれるなど、新たなコミュニケーションの場にもなります。給水スポットは、環境対策だけでなく、地域の活性化や人とのつながりづくりにも貢献しているのです。

 

 

次ページでは給水スポットの取り組みに賛同する実店舗に訪問した様子をお届け!

 

 

【次ページ】取り組み導入店に行ってみた!

 

 

エコジマ

Profile

エコジマ

地球に良いことやってみた!」「環境問題解決カンパニーを探せ!」のほか各種取材・ライティング・デザイン制作などを担当。アウトドア・音楽が趣味のアクティブなデザイナー。家電や雑貨が好きで特にサステナブルを訴求する製品に目が無い。

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まとめ

共に環境対策に取り組む企業様