丸幸が貢献する環境への取り組み
環境問題の中でも特に深刻で大きな注目を集めている「地球温暖化」。その主な原因とされているのが温室効果ガス(GHG)の1つである二酸化炭素(CO2)なんだホゥ。世界ではこの二酸化炭素の排出を抑制するために様々な施策が実施されているんだけど、日本ではその施策として「化石燃料をRPFに代替」して貢献しているんだホゥ!
RPFっていうのはプラスチックや雑紙などの廃棄物から作ることができる地球に優しい次世代型燃料!下の項ではそんな次世代型燃料を製造する丸幸さんの環境問題解決に向けた取り組みについて紹介していくホ〜!
化石燃料に置き換わる次世代型燃料「RPF」
▲RPF製造ライン。原料となる紙・木くず・プラスチックをショベルカーで投入する。
丸幸さんが創業以来取り組んできた廃棄物処理の事業。この事業活動の中で収集したプラスチックを含んだ廃棄物を固形燃料へと生まれ変わらせたのが「RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel|プラスチック及び紙から得られる燃料)」なんだホ!RPFを中心として資源の循環に注力する丸幸さんは現在、「資源循環業」と銘打って新たな分野で活動を広げているんだホ〜。
▲完成したRPF。
廃棄物からRPFを製造し、販売して製紙工場の燃料として利用してもらうことで二酸化炭素排出量が従来の1/3に削減できるんだって!さらに丸幸さんでは「物から物へ」というような一歩進んだ資源循環に取り組んでいく構想もあるとのこと。次の項ではそんな廃棄物処理業にとどまらない、0から1を生み出す活動を先導する「ある部署」の紹介していくホー!
RPFはなぜサステナブル?
RPFは環境面と経済面の両方にメリットがある次世代型燃料。環境面では、廃棄物を燃料として再利用することで焼却や埋立処分が減り、資源の有効活用とCO₂排出削減につながり、また、プラスチックや紙くずを石炭などの化石燃料の代替として使えるため、限りある天然資源の節約にも寄与できる。経済面では、国内の廃棄物を原料とするため安定した燃料供給が可能となり、エネルギーコストの抑制にもつながる。これらの点からRPFは、ごみを減らしながら持続可能なエネルギー利用を実現する有効な手段と言われている。
脱炭素推進部とは?
丸幸さんが注視している環境問題は「ゴミの埋立地の問題」や「ゴミの分別」に関するものだと想像していたんだけど、考えている規模も、目指しているカタチもオフクロサマが思っているよりもさらに先の未来を見据えた素敵なものだったんだホ!そんな丸幸さんの考えるビジョンを、未来を担う子供達へ伝えるために動いている「脱炭素推進部」について紹介するホゥ!
廃棄物の根本を正していく活動
脱炭素推進部に所属する丸井さんが実施する小・中学校対象の出前授業では「カタチを変えて未来へ還す」をテーマに、子どもたちにとって身近な「ゴミの分別ルール」や「ポイ捨て」の話よりも、「事業ゴミとはなんなのか」や「廃棄物が行き着く先」の話を中心とした「資源循環の根幹」を根付かせるための授業を展開しているんだホゥ。
▲「どれが資源になるのか」という参加型のワークショップに取り組む子供達
個人の分別やゴミ削減に向けた取り組みも大事だけど、子供達が成長して大人になって社会に出た時に、地球環境に対してより影響力の大きい「事業ゴミ」や「産業廃棄物」について考えて欲しいという思いから、他では行っていない規模やフェーズの話を盛り込んで授業しているんだホー!
脱炭素推進部のメンバーは出前授業の他にも、UAE(アラブ首長国連邦)高校生サマープログラムとしての工場見学・学習プログラムの実施、地元千葉県の教育研究会でのSDGs探究グループワークファシリテーターを努めるなど、幅広く活動されているんだって!オフクロサマも参加してみたいホ〜!