環境問題が深刻化する地球。最近では環境問題解決に向けて動き出している企業すなわち「環境問題解決カンパニー」を多く見かけるようになりました。このコラムではそんな環境問題解決カンパニーのことを「なんでも知りたいオフクロサマ」が徹底調査!
今回調査したのは、日本を代表する食品メーカーである「株式会社 明治」さん!
カンキョーダイナリーを運営する「大昭和紙工産業」と同じく、社名に元号が使われている企業ということで、勝手ながらご縁を感じています…!
さて、どのような事業を行う会社で、環境問題解決に向けてどのように地球環境に貢献しているのでしょうか?オフクロサマと一緒に見ていきましょう!
目次
チョコレートの原料「カカオ」が、いま直面している課題
いつものおやつで手に取るチョコレート。その甘くておいしい一粒の裏側で、いまカカオを取り巻く環境が大きく揺らいでいるのを知っていますか?
大きな要因のひとつが、気候変動です。気温の上昇や雨の降り方の変化によって、これまでカカオが元気に育っていた地域でも、思うように実がならなくなってきています。 このままでは、チョコレートの原料そのものが安定して手に入らなくなるかもしれない、そんな未来も現実味を帯びはじめています。
さらに、産地では農家の収入が安定しにくいことや、カカオの果肉や皮といった資源が十分に活用されていないといった課題もあります。
そんな複雑に絡み合う問題に、真正面から向き合っているのが「株式会社 明治」なのです!
株式会社 明治とは?
今回お邪魔した株式会社 明治さんは、赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる世代に寄り添う商品を届けている総合食品メーカー。
「明治ミルクチョコレート」や「きのこの山」「たけのこの里」など、きっと一度は手に取ったことがあるはず。
素敵な思い出と一緒に記憶に残っている、という人も多いのではないでしょうか?
そして明治のすごいところは、チョコレートだけにとどまらないこと。 粉ミルクや牛乳、乳製品、さらにはスポーツ・栄養分野まで──私たちの毎日のあらゆるシーンに関わる商品を展開しています。
おいしさを届けるだけでなく、「食べること」を通じて、心も体も元気にしてくれる存在。 明治はまさに、私たちの暮らしを支える“食と健康のプロフェッショナル”なのです!
みんな大好き「明治ミルクチョコレート」がズラリ!
「アポロ」や「チョコベビー」…一度は食べたことがある、定番の名選手たち
メイジ・カカオ・サポートって?
明治が取り組む「メイジ・カカオ・サポート」は、2006年から開始した明治独自の「カカオ農家支援活動」です。
もともとのきっかけは、「より良いチョコレートをつくるため」でした。 主原料であるカカオの品質を高めるために産地を訪れたところ、そこで目にしたのは、生産農家の厳しく不安定な生活環境。 水道や電気、道路といったインフラが十分に整っておらず、教育や医療の環境も不足している…そんな現実がありました。
さらに、農業技術の不足や気候変動による収穫量の低下、収入の不安定さといった問題が重なり、産地の暮らしは厳しさを増しています。 そうした背景の中で、児童労働や森林伐採といった社会的な課題も見過ごせないものとなっていました。
こうした状況を受けて始まったのが、「メイジ・カカオ・サポート」です。
メイジ・カカオ・サポートでは、主に以下の取り組みを行っています。
・カカオ産地への支援
・トレーサビリティ確立への取り組み
・児童労働撤廃への取り組み
・森林減少停止への取り組み
これらの取り組みの特徴は、単なる原料調達や一方的な支援にとどまらないこと。 明治は、カカオ農家を“取引先”ではなく“パートナー”ととらえ、現地に足を運びながら、技術支援や教育、インフラ整備などを進めています。 農家が自立し、持続的にカカオを生産できる仕組みづくりを重視しているのが大きなポイントです。
背景にあるのは、「おいしいチョコレートは、産地の人たちの支えがあってこそ成り立つ」という考え方。 だからこそ明治は、カカオをつくる人たちの暮らしや地域社会とともに歩むことを大切にしているのです!

















