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何から始めたらいいの?環境問題に関するお悩み相談会|アンバサダー座談会

何から始めたらいいの?環境問題に関するお悩み相談会|アンバサダー座談会

2023年10月20日、人気連載企画「サステナブルママの注目ニュース!」で情報を提供いただいているアンバサダーの皆さんと初めてのオンライン座談会を実施しました。
今回は「興味関心はあるけど行動に移せていない!」といったママたちに知ってほしい、アンバサダーも日頃抱えているお悩みを告白!アンバサダー直伝のお手本にしやすい解決アイデアや、アドバイスをお届けします。

 

こんなお悩みはありませんか?

 

❑ エシカルな食材ってどうやって手に入れている?

❑ 子どもの行事で大量に出がちなプラってどうしたらいいの?

❑ 他のママはどうしているの?何から始めたらいい?

参加アンバサダー

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木マイカさん

「ズボラに楽しく、地球にやさしく」をモットーに、暮らしの中のエシカルなアイデアをエシカルおかんとして発信中。畑仕事と料理が好き、食べることはもっと好き。ラジオDJや講演会、司会など、仕事でもよく喋り、家ではもっとよく喋る二児の母。パパママの集まる環境NPO「グリーンジャーニー」の代表理事もしています。


instagram / プロフィールサイト

カンキョーダイナリーアンバサダーのさくらさん

さくらさん

「エシカル」をもっと楽しく取り組みやすくするべく、インスタ発信をしています!自分自身が環境問題やエシカルな暮らしに対して「ハードルが高い」と感じていたことがあったので、なるべく誰でも簡単に始められるものに目を向けるようにしています。元小学校教員ということもあり、納得感やわかりやすさを大切に発信するように心がけています。よろしくお願いします!


instagram

カンキョーダイナリーのアンバサダーのmihoさん

mihoさん

子ども達が安心して暮らせる持続可能な社会にしたいという思いから、環境に配慮したエシカルな暮らしを始めました。 優しい選択を重ねるこのライフスタイルは、わたしの暮らしを心地好く豊かなものにしてくれます。 エシカルな暮らしはカジュアルにオシャレに取り入れることができる。 このことをたくさんの人に知って欲しいという思いから、Instagramでは誰でも簡単に取り入れられるエシカルライフ、エシカル消費の紹介をしています。


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カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸真梨子さん

平丸真梨子さん

ライター・編集者。2児の母。名古屋市在住。子育てをきっかけに「エコな暮らし」や「ゴミの出ない暮らし」「プラスチックフリー」などに興味を持つ。頑張らなくてもできるエコなアイデアをインスタグラムで発信中。


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第一部|私とエシカルな暮らし

まず第一部では、アンバサダーの皆さんがエシカルな暮らしをスタートしたきっかけや、実際にどんな取り組みをしているのかを伺いました。

皆さんが環境問題を意識したきっかけを教えてください。

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

子育てをしている中で、この子達が大人になった時にどうなるんだろうという漠然とした不安を抱くようになったのがきっかけです。ちょうどその時に、服部雄一郎さんが翻訳をしている「ゼロ・ウェイスト・ホーム」という本を読んで「こういうのいいな」と思ったんです。それまでは、そんなにごみのことを考えたことがなく、むしろ断捨離、断捨離でどんどん捨てているような感じでした。本を読んで、単純にこれは「やってみたい!」と思えたんです。そこから取り組んでいることとかをインスタで発信するようになり、多くの方とつながる中で、さらに関心が広がりました。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーのさくらさん

さくら

最初は、インスタで地元の地産地消とかを発信したいなと思ってやっていたんですけど、やるならもっと価値のあるものというか、もう少し視野を広げたいなと思うようになりました。そこでよくよく地産地消を調べると、環境にいいことが分かって、私がもともと教員だったとか、子育て中だったとか、その時の状況が重なってエシカルなこととか環境にいいこととかっていうことに視野が広がっていきました。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーのmihoさん

miho

コロナ禍に運動不足だったので、YouTubeを見ながらヨガを初めたんですけど、ヨガをされている方たちって、エシカルな暮らしをされていることが多くて、そのYouTubeを見たことがきっかけで関心を抱き始めました。調べていくなかで、このままでは地球が大変なことになるんだということを知って、子ども達のためにも何かしなきゃと思い始めたのがきっかけです。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

気候変動に関しては、私も皆さんと同じように子どもたちの未来を考えて「この子達が大人になるまでに何とかしたいな」と思ったのがきっかけです。 プラスチックごみをはじめとしたごみ問題に関しては、やっぱりコロナ禍の最初の緊急事態宣言の時に「ずっとステイホームでこんなにごみが出るのか」というのにびっくりして、これを何とかしたいと思ったのがきっかけですね。

実際にどんな取り組みをされていますか?

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

そんなにすごいことはやっていなくて、日々ラップをなるべく使わないとか、小さなできることを積み重ねています。最近は、お店に自分の容器を持っていって買ったものを入れてもらうのが好きです。まだそういったお店はなかなかないと思うのですが、お店の人と話していると受け入れてもらえることもあったりするんです!

 

カンキョーダイナリーアンバサダーのさくらさん

さくら

私は北海道の田舎に住んでいるので、田舎だからできる、田舎ならではのことをできたらなと思って取り組んでます。例えば、下水道が通っていないので、なるべく排水に負荷をかけないような洗剤とか、食器洗いの方法を試してみたりとか、家庭菜園をやってみたりとか、そういう取り組みをしながら、インスタでなるべく多くの方に目につく形で発信できたらいいなと思ってやっています。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーのmihoさん

miho

取り組んでいることは皆さんと同じだと思うんですけど、できるだけごみを出さないようにするために、ラップを使い捨てないよう工夫して過ごしたり、プラスチックもなるべく使わないし、買わないことを意識しながら生活しています。無理すると続かないので、無理しすぎず細く長く続けられるように心掛けています。今は誰でも真似できるような暮らしをインスタで発信しています。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

まず始めたのは、代表をしている環境団体のメンバーと徹底してプラスチックごみを出さない生活をどこまでできるか1ヶ月やってみました。結果、ごみはすごく減ったんですが、とってもしんどかったんです。その時に「これは個人の頑張りも大切だけど、社会の仕組みを変えなきゃいけないんじゃない?」となって、思いつく限りの菓子メーカーやスーパーにお客様の声を送ってみました。でも「ありがとうございます。我が社もその辺のことはすごく考えています。」みたいな1回だけの会話で変化がなく、すごくもどかしかったです。

その後「こういうふうに次世代のスーパーって変わった方がいいと思います」ってスーパーに直接提言を持っていくと「自分たちも変えていきたいんだけど、消費者の人の気持ちが追いつかないと、どんなにいい商品を出しても売れなくてなくなってしまうんです」という話をされました。「あ、だったら、消費者にどんどんその意識を高めてもらうのも大事なんだな」って思って、発信だったり、イベントだったり、いろんな人に触れてもらって、いろんな人が変わるきっかけを作りたいなと思って活動をしています。

とはいえ、環境問題とかSDGsをどんなに学んでも、その後公園で遊んでてごみをポイ捨てちゃうんだったら全然意味がないと思うので、結局は大きなことをやることよりも、毎日の生活を丁寧にしっかりできることに力を入れたいなって今は思っています。

第二部|お悩み相談会

第二部では、事前にアンバサダーの皆さんに伺っていた環境問題に関するお悩みやスタッフの疑問を参加メンバー全員で共有しました!

「サステナブル、エシカルな食材がなかなか手に入りにくいので宅配を考えているが、配達地域外であったり送料が高かったりでなかなか挑戦できない。」

カンキョーダイナリースタッフ

スタッフ

こちらは、さくらさんからいただいたお悩みになります。他のアンバサダーの皆さんはどうやってエシカルな食材を入手していますか?

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

私は安心・安全な食材や生活用品を届けてくれる「生活クラブ」を愛用しています。生活クラブだと、卵は紙パックに入ってきて、それを返却できるし、牛乳や調味料は瓶に入っていて瓶を返却できます。今まで牛乳パックがものすごく出ていて、結構ストレスだったんですけど、生活クラブに変えてからは、容器が返せるっていうのが助かってるなと思います。

容器をリサイクルできる生活クラブの牛乳と卵
あと、野菜と米は知り合いの農家さんから購入しています。さくらさんは北海道にお住まいなんで、むしろ農家さんがすごく多そうでその辺困らなそうだなって勝手に思ってました。そんなこともないんですか?

 

カンキョーダイナリーアンバサダーのさくらさん

さくら

うちは転勤族なので知り合い伝手っていうのがなかなか難しく、知り合いになるまでに時間がかかるっていうのもあるんですけど…。でも、北海道の田舎で暮らしていると人伝手でもらうとか、農家さんまで直接買いに行くとか、あと直売所とかほんといっぱいあるので、そういうところに行くとプラスチックフリーのものも買えたりできますね。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

そうですよね。私も近所にお米屋さんがあるので、そこでお米を精米してもらって、米袋に入れてもらうんですけど、その袋は毎回同じものに入れてもらってます。ほんと探り探りという感じのところはありますが、できる範囲でやってます。

米袋の再利用
エシカルなものって、なかなか売っているところが少ないのでインターネットで頼んだりもするんですけど、段ボールに緩衝材が入っていたりして追加でごみが出てしまいますよね…。なので、それだったらやっぱり直接買えるところで買うっていうのもいいなと私は思っています。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーのmihoさん

miho

私は都心に住んでいるので、近くにBIO-RAL(ビオラル)というオーガニックスーパーがあったり、量り売りのお店も自転車でちょっと行ったところにあったりします。

 

カンキョーダイナリースタッフ

スタッフ

量り売りのお店とか、自分の容器を持っていったら購入したものを入れてくれるお店って増えていますか?

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーのmihoさん

miho

やっと最近、量り売りのお店ができたって感じですね。あとはそのお店ごとに交渉して、できるだけ容器を持参させてもらうっていうので、あまり増えてるっていう感覚はないですね。


「子どもの習い事の集まりで使い捨てのデコレーションとか、ペットボトルを全員に配ったりとか、先生が買ってきてくださったのを親が一緒にやるんですがモヤモヤしてます…」

カンキョーダイナリースタッフ

スタッフ

こちらは、空木さんからいただいたお悩みになります。例えば、どんなものを作られたりするんですか?

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

娘の習いごとの発表会で会場の入り口をバルーンで飾りつけるんですが、もうそれこそ1回限りしか使わないじゃないですか。昔は普通だった気がするんですけど、今はそれがすごく気になっちゃって。先生が用意して買ってきてくださっているものに対して「やめましょう」なんて言えないし…。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

うちも幼稚園とかもそんな感じで、ペットボトルで何かを作ろうとか、基本そんな感じですよね。空き箱を使って作ろうとかならまだいいんですけど。最近では、工作用の新品のペットボトルが売っているみたいで、私も気になるんですが、言えないですね…。私もどうしたらいいか聞きたいです!

 

カンキョーダイナリーアンバサダーのさくらさん

さくら

私もハロウィンパーティをすることになったんですが、指揮をとってくださるママさんが「お金と時間をかけない」を大事にされているのか、最初からそれぞれみんなが家にあるものを持ち寄る雰囲気ができて、心が楽でした!環境よりは節約って感じかもしれないですけど。

エコなハロウィンパーティ

実際の様子。ボウルとお玉を活用した目玉すくいゲーム。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

でもその方がみんなに受け入れてもらいやすいですよね。環境っていうと意識高いって思われちゃうので、お金の負担がないようにっていうといいですよね。相手への伝え方って大事かも。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーのさくらさん

さくら

そうですよね。でも、お菓子は配るって言ってたんで「あ、個包装が…」って思ってはいます。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーのmihoさん

miho

私も幼稚園のハロウィンパーティのお菓子はコロナ禍のこともあったので個包装でもどかしかったんですけど、言えなかったですね。でも、仲がいい友達にはどんどん大きな声で伝えるようにはしてます。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

私も子どもの学校の懇談会の時に、図工で使うストローやペットボトルの持参について担任の先生に伝えたことはあります。そしたら先生はすごく理解があって「うちも買わないようにしているので、そういうのはわかるので伝えておきます。」っていうふうに言ってたんです。相手が言いやすい人だといいですし、言える人から広めていくのが大切ですよね。

 

カンキョーダイナリースタッフ

スタッフ

環境意識の高い人ってまだまだ少なく感じるんですけど、それって実際に少ないのか?それとも、人目を気にして、言い出しにくいだけなのか?どっちなんですかね?

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

私は体感、すごく少ないと思います。みんな全然違和感なく風船も膨らますし、ペットボトルも使うし、みんな違和感なくやってるな〜って。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

インスタを見てても、バズったりするのって「使い捨てで簡単にできる」「これを買ってきたらスッキリ収納できる」とかですよね。そっちの方が映えるし、魅力的に見えちゃうし、やっぱり地味に買わないでやろうっていう人は少ないと思いますね。

特に子育てをしてると「手軽に」とか「使い捨てで」とかっていう方が多いんじゃないかなって思います。忙しい人の仕方ない面もあると思うので、あんまり強くは言えないんですけどね。

 

「ちょっとでも環境問題のことを広めなきゃいけないなと思いつつも、世の中はまだまだだなと感じます。みなさんはどう思いますか?」

カンキョーダイナリースタッフ

スタッフ

こちらは、スタッフからのお悩みになります。例えば、コーヒショップに自分のタンブラーを持っていっているのに、1回プラコップに入れているのを移して出してくれるっていうお店があったりで、結局ごみが出てしまっているのかなと…。あと、スーパーで購入したものをせっかくマイバッグに入れても、マイバッグの中を見ると結局全部プラに入っているっていうのがどうしてもありますよね。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーのmihoさん

miho

本当にその通りだと思います!私もコーヒーショップに行った時にタンブラーを持っていったんですけど、奥でプラスチックカップで測りながら作ったものをタンブラーに入れて出してくれているのが見えて「あー、切ないな」って思ってました。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

あのプラスチックのカップは、たぶん店内で測る専用だと思いますよ!私、以前コーヒーショップで働いていたんですけど、私の時はそういうのがありました。なので、そうであることを願います。

 

カンキョーダイナリースタッフ

スタッフ

ずっと疑ってみちゃってました!

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーのmihoさん

miho

私も!

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

ただ、私も「店内用でいいですよ」っていうタイミングがちょっと遅れちゃうと、もう先にテイクアウト用のカップに入れられていて「あー、じゃあ」って入れ替えるっていうことは見たことがあります。なので、最初に言えばたぶん大丈夫だと思います。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

私も、今までレジ袋は「いりません」ってリフューズしなくちゃいけなかったのが、レジ袋有料化が始まってからいらないこと前提で、いる人だけ言わなくちゃいけないように変わってだいぶ気持ち的にも楽だし、私はあれすごく良かったなと思ってます。

 

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

私もすごくそう思います!レジ袋を不要と伝えても、お店の人が「いいのいいの〜」って入れてくれちゃったりとか「手が勝手に動いちゃうんですよね」みたいな感じで言われたりしてたので、すごく気が楽になりました。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

でも、あの透明な薄いビニール袋はまだ言わなきゃいけないですよね。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

わかります。なので、セルフレジでやるのが一番いい!

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

そうですよね、すごくわかります。

 

カンキョーダイナリースタッフ

スタッフ

さくらさんもいつも断られているって、脱プラのコラムのときにおっしゃっていましたよね。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーのさくらさん

さくら

そうなんです。前は、小さいビニールに生ごみを入れていて、むしろもらいたいって思っていたんですけど、今はカゴを置くのと同時に明るく大きな声で「ビニールいりません!」っていうんですよ。

さくらさんのお買い物の様子

さくらさんのお買い物の様子。小さなビニールには入れずに、マイカゴを活用。


でも、言い方は迷います。ビニールって言っても伝わらない時とかがあって。なので、いろんな言い方で試したりとしています(笑)

 

 

カンキョーダイナリースタッフ

スタッフ

ちなみに今使っているおすすめのワードは何ですか?

 

カンキョーダイナリーアンバサダーのさくらさん

さくら

とはいえ、「ビニール」っていうとわかってもらえることが多いです。最初は「小さい袋はいりません」とかって言ってたんですけど、ビニールが伝わりやすくていいと思います。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

なるほど!「ビニール」いいですね!私、この前「小さい透明の袋入りません」って言ったら、「えっ?」って言われて。これだとちょっと長いんですよね(笑)平丸さんはなんていうんですか?

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

私は「何も入れなくて大丈夫です」か「そのままでいいです」みたいな感じですかね。 でも、ちょっといいスーパーとか行くと1個に対して1個入れてくれていて、時すでに遅し、みたいな感じになった時もあります。

 

カンキョーダイナリースタッフ

スタッフ

わかります!私も、レジの方が「エコバッグはありますか?」と聞いてくださって、レジ打ちをしながら袋詰めをしてくれるんですが、ご丁寧に商品ごとにビニールへ入れてくれるんですよね。家に帰ってエコバッグの中を見るとびっくり!なんてこともありました。なので、私も「ビニールはいりません」「そのままで大丈夫です」は今後使ってみたいと思います!

第三部|アンバサダーからのアドバイス

最後に第三部では、サステナブルやエシカルな取り組みに興味はあるけど、アクションが起こせていないといったママたちへのアドバイスをいただきました。

「皆さんが寄せてくださったようなお悩みや、サステナブル・エシカルな取り組みに興味はあるけどアクションが起こせない、といったママたちへアドバイスをいただけますでしょうか?」

カンキョーダイナリーのアンバサダーのmihoさん

miho

最初から完璧を求めすぎずに、例えばペットボトル飲料を買わずに紙パックのものを買ってみるとか、ほんとにすごく簡単なところから、ちょっとずつ自分が無理のない範囲で何か始められたらいいんじゃないかなと思います。

 

カンキョーダイナリーのアンバサダーの平丸さん

平丸

私も全く同じなんですけど、やっぱり初めに取り組もうと思った時ほど完璧にやりたくなってしまって、できなかった時に「あっ、やっちゃった、だめだ」って思っていました。でも、今は「3回に1回エコな取り組みをできればよい」くらいに思っています。たとえば、もともとペットボトルを週に3日買っていたとしたら、1日だけは水筒を持参するとか。そんなイメージです。そうすることで、1本でも減らせたと考えればそれで良くて、長く取り組むことが大切だなと思っています。なにより、無理なく日常に取り入れていくのが大切だと思います。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーの空木マイカさん

空木

まずは「買い物の時により長く使える方を選ぶ」ことから始めるのはどうでしょうか。無理やり「これは買わないようにしないと」とか「あっちを買わないと」ではなく、「今買おうとしているものは、少しお値段がするけど環境にいいし、長く使おう」と1つ1つの選択に責任を持つことが大切なのかな、と。

安く買ったものは罪悪感がなくすぐに捨ててしまうけど、ちゃんと考えて買ったものは大事にするし、結果的に長く使っているように思います。なので、長く使う選択をできるだけ増やしていくのが、簡単に始められるアクションとしてはいいのかなと思っています。

 

カンキョーダイナリーアンバサダーのさくらさん

さくら

私もお三方と同じ考え方なんですけど、私はちょっと行動に移すのが遅いタイプなので、考え方を変えることとか、知るってことだけでも進んでるってことになるかなって考えるようにしてます。そのなかでも、特に暮らしが過剰になってないか自分の暮らしを少し見直したり、これはやらなくてもよかったこと、買わなくてよかったものとか、質素にしていくと豊かな時間が過ごせたりとか、そういうところに目を向けたり、気づいたりするっていうのも踏み出すための材料になるのかなって思います。

まとめ

初めての座談会は、オンラインながらもアンバサダーの皆さんの想いを共有できる有意義な場になりました。スタッフも改めて学ぶことばかりでした。

環境問題は大きな問題がゆえに自分ごとが難しく、アンバサダーの皆さんが感じているような気持ちを共有できる人や場所はまだ少ないかもしれません。しかし、伝えられる人にはどんどん伝えていこうといった前向きな姿を感じとり、カンキョーダイナリーとしても引き続きサポートできたらいいなと感じました。

このような取り組みは、住んでいる場所や置かれている環境、それぞれの価値観によってもできることが変わってくると思います。アンバサダーの皆さんのアクションや想いを参考にしながら、まずは自分のできることから無理なく試してみることがいいのではないでしょうか。

 

2023年カンキョーダイナリーアンバサダー座談会の様子

 

何から始めたらいいの?環境問題に関するお悩み相談会|アンバサダー座談会

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