カンキョーダイナリー

紙で環境対策室がお届けするオウンドメディア

GWに始めるベランダ家庭菜園 | 暮らしのアイデア帖

GWに始めるベランダ家庭菜園 | 暮らしのアイデア帖

「環境対策、していますか?」そう聞かれると、言葉に詰まってしまう方もいるのではないでしょうか。

実は日々の暮らしの中で取り組めることはたくさんあるんです。毎日少しの心がけでできる、サステナブルなアイデアをお届けします。

 

もうすぐゴールデンウィークがやってきますね。 まだ予定が決まっていないという方は、簡単にできる家庭菜園にチャレンジしてみませんか?

家庭菜園は究極の地産地消!フードマイレージ削減や、地球温暖化に影響の大きい食品ロス削減に効果があるなど、環境にも良い影響があります。 今回はマンションでもできる、ベランダ家庭菜園のコツや事例をご紹介します。

環境にも家計にもやさしい家庭菜園

ゴールデンウィークに始めるベランダ家庭菜園

 

家庭菜園は、新型コロナウイルスによる外出自粛をきっかけに世界的なブームとなりました。また「食糧危機」「自給自足」「都市型農業」などのキーワードは、SDGsの取り組みの中でも、注目を集めています。
それでは、家庭菜園はなぜ環境にやさしいのか?を解説します。

 

究極の地産地消でフードマイレージ“ゼロ”

フードマイレージとは、地球環境に与える影響を数字で表したもの。食料の重さ(t)×輸送距離(km)で計算されます。食料が輸送される際に二酸化炭素が排出されるため、輸送距離が長ければ長いほど環境への負荷が大きいとされています。

日本は食料自給率が38%(2022年時点)で輸入が多いという事もあり、主要6カ国の中でもフードマイレージが極めて高い状況です。直近ではフードマイレージは減少しているというデータもありますが、他国と比較するとまだまだ高いのが現状です。
その点、家庭菜園は究極の地産地消で、フードマイレージはゼロ!食料輸送によるCO2排出がないため、環境にやさしいと言えます。

使う分だけ作って食品ロス削減

食品ロスとは、食べるために生産されたのに食べられることなく捨てられてしまう食品のこと。 日本で発生している食品ロスは減少傾向にあるものの、国民1人あたり毎日お茶碗1杯分の量が廃棄されています。(2022年時点)
日本では食品が製造されてからスーパーなどに並ぶまでの過程で、規格外商品、売れ残りや返品、小売店への納品期限が切れ廃棄されるなど、様々な理由で食品ロスが発生しています。

 

家庭菜園で使う分だけ作って食べることで、製造から流通までの間に発生する食品ロスを防ぐことができます。
さらに、旬の野菜を新鮮な状態で食べることができるので、栄養素も豊富に含まれています。そのため私たちの健康にも良い影響があると言えます。

グリーンカーテンでCO2削減

グリーンカーテンとは、窓を植物で覆うことで直射日光を遮り部屋の気温を下げる取り組み。東日本大震災以降、節電対策として注目を集めています。グリーンカーテンは日射エネルギーの約80%をカットする効果があるとされ、物の壁や屋根、地面などから発生する輻射熱による温度上昇を抑える効果もあります。
さらに、葉の裏から水蒸気を放出する蒸散作用の際に気化熱を周囲から奪うので、打ち水と同じように周囲の温度を下げる働きもあります。

 

これにより冷房の電気の使用量を減らすことで、発電時に発生するCO2排出量の削減に繋がります。さらに電気代も節約できるため、環境だけでなく家計にもやさしいというメリットもあります。

 

\フードマイレージって何?/

 

\食べ切って食品ロス削減!野菜くずレシピ/


 

【次ページ】ベランダ家庭菜園のコツをご紹介!

1/4ページ

GWに始めるベランダ家庭菜園 | 暮らしのアイデア帖

エシカルを広めよう!

  • Facebook
  • LINE


\この記事をシェア!/

  • Facebook
  • LINE

We♡カンキョーダイナリー

共に環境対策に取り組む企業様

このページの先頭へ