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「森林循環経済」木を使うことで社会を回す|ダイナリーBOOKS

「森林循環経済」木を使うことで社会を回す|ダイナリーBOOKS

ダイナリー図書館では、これからの地球のために、自分ごととして環境問題に取り組むキッカケとなれるよう、カンキョーダイナリー(環境>)おすすめの本や映画などをご紹介していきます。

日本がいま直面する国家的課題を考える。

カーボンニュートラル

カーボンニュートラルの実現に向けて求められているのは「使わない社会」ではなく「再生可能な資源へ切り替える社会」です。『森林循環経済』は、その選択肢として森林資源に光を当てます。


木材や紙は、CO₂を吸収・固定するだけでなく、石油由来素材に代わる原料としての可能性も秘めています。化学産業をバイオマスへと転換していく動きは、脱炭素を現実のものにする重要な鍵の一つ。紙を含む森林由来素材を使い、循環させていくことの意義が、本書を通じて浮かび上がります。

 

 

\1分で学べる!差し引きゼロにして地球を守る方法/

 

地域の持続可能性

森林を「保全する対象」として閉じ込めるのではなく「使いながら育てる」ことが地域の未来につながる——本書はその考え方を軸に、地域と森林の関係を捉え直します。


紙づくりをはじめとした森林資源の活用は、林業だけでなく、製造、建築、まちづくりへと広がっていきます。近年注目される木造都市の発想も、森林循環の延長線上にあります。都市と地域が森林を通じて結び直されることで、持続可能な暮らしのかたちが見えてきます。

 

 

\間伐体験で見えてきた!森林循環経済のこと/

 

資源自給の確立

資源の多くを海外に依存する日本にとって、国内資源をどう活かすかは重要なテーマです。『森林循環経済』は、日本に豊富に存在する森林を起点に、資源自給の可能性を考える視点を示します。


紙は再生可能で、何度も循環させることができる素材。その背景には、技術革新によって進化し続ける林業の存在があります。森林を健全に循環させるための新たな取り組みは、資源としての価値を高め、日本の産業構造そのものを支える力となり得ます。

 

環境配慮とは「制限」ではなく「転換と選択」。
森林を使い、紙を循環させ、社会全体をつなぎ直す——そのヒントを静かに与えてくれる一冊です。

 

 

\カンキョーダイナリーの森に植林中!/

 

【編著者紹介】

小宮山 宏(こみやま・ひろし)

東京大学工学部化学工学科教授、同大学大学院工学系研究科長・工学部長、同大学理事・副学長、同大学総長(第28代)を経て、2009年三菱総合研究所理事長に就任。2010年プラチナ構想ネットワーク会長(2022年に一般社団法人化)。その他、STSフォーラム理事長、一般社団法人超教育協会会長、公益財団法人国連大学協力会理事長、公益財団法人国際科学技術財団会長、市村地球環境学術賞審査委員会委員長、脱炭素チャレンジカップ実行委員長など。また、ドバイ知識賞(2017年)、イタリア連帯の星勲章(2007年)や「情報通信月間」総務大臣表彰(2014年)、財界賞特別賞(2016年)、海洋立国推進功労者表彰(2016年)など、国内外の受賞・受章も多数。

 

【商品詳細】

出版社:平凡社

発売日:2025/8/5

言語:日本語

判型・ページ数:A5 192ページ

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まとめ

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