当サイト「カンキョーダイナリー」を企画・運営している、大昭和紙工産業の紙で環境対策室。
2019年に部署が設立されて以来、紙で環境対策室のメンバーは「環境」というテーマで世間の情報にアンテナを張り、日々何を考え、どんな取り組みをしているのか?!知られざる一面をインタビュー形式でご紹介するコーナーです。
カンキョーダイナリーの「中の人」たち。これまで一切明かされることのなかった、彼らの人柄がチラチラ見えるはずです。
今回は、紙で環境対策室が日々おこなっている企画会議のウラ側をお届けします。
数ある企画の中でも、メンバーの体当たりっぷりが話題の「地球に良いこと やってみた!」。
そもそも、どうしてこのコーナーが立ち上がったのか?毎回企画の内容は誰がどのように話し合っているのか?実際にどのようにやってみているのか?など普段は絶対に見ることのできない社外秘部分をご紹介。
さてさて、どんな話が聞けるのでしょうか?!
なぜ、体を張るのか!?
室チョー|
今までずーっと温めていた企画を君にあげよう。
その名も「地球に良いこと やってみた!」
内気なバンドマン|
何ですか!その体当たり企画っぽいネーミングは?
ちょっと怖いんですけど…。
室チョー|
大丈夫、だいじょーぶ。
ちょっとだけ体を張る程度だから。
内気なバンドマン|
やっぱり体を張った、体当たり系の企画じゃないですか?!
室チョー|
環境に良さそうだけど、それって本当に環境にいいの?とか、そうは言っても実際にやったら相当大変なんじゃないの?とか、知っているけど実際に見たことがない。みたいなことって結構あるんだよね。
それを実際に体験して、リアルな体験レポートをみんなに見てもらうの。
それが「地球に良いこと やってみた!」だよ。
内気なバンドマン|
たしかに、そういうの結構ありますね…。
じゃ、具体的にどんなことをやってみたらいいんですか?
健脚なバンドマン誕生!
室チョー|
僕ら紙で環境対策室が、今特に力を入れている環境問題ってどんなのがある?
内気なバンドマン|
CO2増加による地球温暖化問題と、プラごみの流出による海洋プラスチックごみ問題ですね。
室チョー|
そうだね。
じゃ、まずはCO2を体当たりで削減してみるっていう企画にしようか。
今度、東京ビッグサイトで開催されるエコ展示会に行くでしょ?それ、人力のみで行ってみるのはどう?
ガソリンを燃焼させて走る自動車やバスを使えば、当然二酸化炭素を排出しちゃうよね。環境に良いとされる電車だって電力で走ってるでしょ。現在の日本では、化石燃料を燃やす火力発電が全体の70%を占めていて、太陽光発電や風力発電などの非化石電力はまだまだ少ないんだよ…。つまり、乗り物を使えば使うだけ環境に負荷をかけていることになるんだ。
だから、ここ東京日本橋から展示会をやる東京ビッグサイトまで、電気を一切使わないママチャリで行ったらどのくらい環境に良くて、どのくらい大変なのかを体験したうえで、リアルで手触り感のあるレポートをしてみようよ。
内気なバンドマン|
それ、いいですね。
確かに環境に良いことをやっても、実際にはどのくらい地球に貢献できているのかって分からないですよね…。それを自分で体験して、みなさんに知っていただく企画なんですね。調べてみたら、日本橋から東京ビッグサイトまで往復16kmくらいみたいですね。それなら何とかなりそうです!
じゃ、当日は自宅からママチャリで出勤します。
(※この時まだ、内気なバンドマンは自宅から日本橋まで往復24kmもあることを知らなかった…。)
次はウシのげっぷ?!
室チョー|
おかえり。お疲れさま。
ママチャリでの移動はどうだった?
健脚なバンドマン|
正直いって結構キツかったです…。
自動車に乗っていたら全く気づかないけど、意外とアップダウンがあるし、都内は路上の駐停車が意外に多くて走りづらかったです。地球温暖化の原因となる排出CO2と引き換えに、便利さを手に入れてるんだなと改めて感じる良い機会になりました。もちろん良いこともありましたよ!風を感じながら街中を走ると普段見えていなかった小さな変化や、見落としていた情報なんかに気づけて面白かったです。
室チョー|
そうだね。
なんだか出発前より良い表情をしているよ!
健脚なバンドマン|
では、この体験レポートを文章に書き起こしてみなさんに見ていただけるよう準備を始めます。
それに次の企画も考えなきゃですね。走っている最中に喉が乾いて思いついたんですけど、都内の給水スポットを巡るとかどうですか?可能な限り足を使って調べてみます。
室チョー|
それは素晴らしい!
僕も一つ考えてる企画があるんだ。先日「ダイナリー図書館」のコーナーで「ウシのげっぷ」の本を紹介したでしょ!?ウシが排出するメタンガス、あれって本当によくないよね…。だから、牧場に行って内気なバンドマンが「ウシのげっぷを引き受ける」ってのはどう?
健脚なバンドマン|
…。
それは、ちょっと考えさせてください!
気になる次の予告
室チョー|
それでは「紙で環境対策室のお仕事」やってみたのウラ側篇はここまで。
今回は内気なバンドマンが体当たりレポートを担当して、企画に目覚めるところまでをご紹介しました。環境配慮は面倒だったり不便だったりすることもあるけれど、実際にやってみてはじめて気づく良い点にも気づくことができました。めでたし、めでたし。
さて次回は、紙で環境対策室を支えてくれるアンバサダーさんとの取り組みについてお伝えしようかなと考えています。
最後に、カンキョーダイナリーの一番人気企画「紙袋リメイク」のページをご覧ください。TVでも話題になった収納ボックスやマスクケースの作り方も掲載しています。少しでも、私たちの取り組みを身近に感じていただければと思います。