\教えてくれたのはこの人!/
用意するもの
箱本体の材料は、底板付きの紙袋と、ハサミ、両面テープ。底板のない紙袋を使う時は、厚紙を用意するとしっかりとした箱に仕上がります。ギフトボックスとして使う場合は、平らなリボンなどの紐(1~1.3cm幅)と空き缶のプルタブでリボンベルトを作り、包装紙の余りや折り紙などの紙で帯とポケットを付けて、おしゃれに仕上げます。
- 紙袋・ハサミ/カッター・両面テープ/のり
- アレンジ用のリボンなどの紐・空き缶のプルタブ・装飾用の紙
※カッターや紙の端で手を切らないように十分ご注意ください。
かんたん3ステップの作り方
Step01|紙袋に切り込みを入れる
紙袋の持ち手と底板を外します。
紙袋の口を開き、4辺を上から、紙袋をたたむときに折り目がつくところまで、ハサミで切り開きます。
写真のように、もともとついている折り目から少し内側から切ると、箱の形にするときに、中に折りやすく箱が広がりにくいためキレイな形に仕上がります。
Step02|箱の形に折る
紙袋の横マチの両側を内側に折り込み、底にあわせて折り目をしっかりつけます。袋の中で軽く折り目をつけてから、袋の外に出してしっかり折り目を付けると角がしっかりします。
紙袋のサイズによっては、長さが足りなかったりはみ出したりすることもありますが、長すぎる場合は折り返したりカットしたりして調整すればOK。
横マチと同じように、紙袋の前と後ろの面も片側だけ内側に折り込んで、両面テープで固定します。
もう一方の折り込んでいない面は、ふたになるように箱の幅に合わせて折り目をつけて、外しておいた紙袋の底板を両面テープで貼って補強します。
底板の色が紙袋と違うのが気になる時は、同じような色の紙でカバーしましょう。
これで箱自体は完成!キレイに作るポイントは、折り目をきっちりと付けること。箱の形になったら、最後の仕上げでもう一度それぞれの折り目をしっかりと付けましょう。
Step03|デコレーションする
収納ボックスなど自宅で使う場合はこのままでも良いですが、プレゼント用に使うときはおしゃれに飾りつけしてみましょう!
まずは、好きな柄の紙を使って、箱に帯をかけたようなデコレーションを。紙を箱の幅にあわせて細長くカットして、ふたの外側に貼り付けます。
さらに、帯にした紙よりも小さめの紙の3辺に両面テープを貼って、上から重ねて貼れば、メッセージカードが入るポケットに。(入口になる上の部分に両面テープを貼らないとラベルがポケットになります。)
次に、リボンなどの平たい紐と、空き缶のプルタブを使って、箱を留めるリボンベルトを作ります。
プルタブは缶から外し、ギザギザの切り離した部分がある方の穴に、プルタブの表側から裏側に紐を2cmくらい通して、両面テープで長い方の紐と接着させます。
紐の反対側の端を、同じ穴にプルタブの裏側から通して、さらにもう一つの穴に表側から通せば、ベルトの完成!ゴミになる空き缶のプルタブが、おしゃれな飾りの一部に大変身。
ちょっとした一手間で、シンプルだけど可愛いギフトボックスになります。
手作り紙袋ギフトボックスで、思いがけないワクワクを贈ろう
紙袋をリメイクしたギフトボックスは、特別な材料がなくても、紙袋のあたたかい雰囲気を活かして、簡単におしゃれなラッピングが完成するのが嬉しいポイント。
手作りのお菓子や、頼まれて買ったものを渡す時、そのまま袋に入れて渡すのも良いですが、少し時間をかけてギフトボックスを作ることで、友達や家族との何気ない日常のやりとりに、ちょっとした華を添えることができます。
また、飾りつけをせず、文房具や郵便物、お菓子などを入れておく収納ボックスとして使う場合は、ふたがホコリを防いで、中身を隠してすっきりと見せてくれるため、とても使いやすくて優秀。包装作家®︎おすすめの紙袋で作るボックスをぜひ作ってみて下さい♪
工作が好きな方におすすめ
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「使い捨てなのはもったいない…」と、紙袋を家で保管しているエコなあなたに、カンキョーダイナリー(環境>)を運営する紙加工メーカーの大昭和紙工産業が、素敵な紙袋の二次利用のアイデアを紹介するシリーズ。特別編の今回は、カンキョーダイナリーでインタビューした、包装作家®︎の正林恵理子さんに教わる、紙袋ギフトボックスの作り方を、きれいに仕上げるコツと併せてご紹介しました!
※ブランドロゴ等の商標権を侵害しないよう、リメイク品は個人利用に限ってご使用ください。