環境問題が深刻化する地球。最近では環境問題解決に向けて動き出している企業や組織を多く見かけるようになりました。このコラムでは環境問題解決に向けて力を入れている人々のことを「なんでも知りたいオフクロサマ」が徹底調査!
今回調査したのはお茶の有機栽培で環境問題に取り組む「Blue Farm株式会社」 さん!
さて、どのような事業を行う会社で、環境問題解決に向けてどのように地球環境に貢献しているのでしょうか?オフクロサマと一緒に見ていきましょう!
Blue Farm株式会社って?
日本では平安時代頃から飲まれ始め、身近な存在でもある「お茶」。近年は海外の方からも健康的な飲み物として大人気!令和6年度の緑茶の輸出額は364億円で、過去最高を記録したんだホ〜!いろんな人に親しまれているお茶だけど、実はこのお茶を栽培する茶園は年々減少していて存続の危機にあるんだって。
この茶園と企業を結びつけて、環境問題対策のサービスを展開しているのが、今回紹介する“Blue Farm株式会社”!今回は環境問題とお茶の関わりに注目しながら、事業内容や、環境配慮の取り組みについてお話しを聞いてきたホ〜!
どんなサービスを展開しているの?
△画像提供:Blue Farm株式会社
Blue Farm株式会社では、茶畑のサブスクサービス「ChaaS(チャース)」を展開しているよ!企業と契約した茶園を運営し、企業が来客時などのお茶出しに使われるお茶を契約茶園産のお茶と置き換えて消費してもらうことで、CO2削減効果などの環境価値を創出しているんだホー。
△画像提供:Blue Farm株式会社
Blue Farmの茶園には炭素吸収量や、温室効果ガス削減効果などを計測するシステムが導入されていて、企業は契約した茶園でどれくらいの環境価値が創出されたのかが見られるようになっているんだ。
日本では2027年から企業のサステナビリティ開示が義務化される予定だホ。多くの企業はESG対応が必須となっているから、お茶出しのお茶を切り替えるだけでESG対応ができるのは嬉しいサービスだホ〜!
それに、お茶は色々な従業員が実際に手に取るものだから、環境問題対策に関わっている実感が持ちやすいのも良いよね!
△画像提供:Blue Farm株式会社
ChaaSの契約茶園はいずれも耕作放棄地になる予定だった茶園なんだホ。特に山間地の茶園は高齢化や後継者不足によるお茶農家の減少が深刻で、耕作放棄地が増えてしまっているんだホ。耕作放棄地になることで土壌の質が低下してしまって、環境にも影響が大きいんだ…。そこでBlue Farmではお茶産業を持続可能にすることをミッションとして、耕作放棄地を買い取って適切に管理しながらお茶を栽培しているんだホ!
ChaaSで提供されるお茶「SUSTEA(サスティー)」はプラスチックフリー!アルミボトル、紙パックで提供しているんだ。ペットボトルでお茶出しをしている企業は切り替えるだけでもプラスチック削減に繋がるんだホ〜。
新東名高速道路の静岡SA「しずおかマルシェ」(上り・下り)でも販売が始まったんだホ!試してみたい方はぜひ手にとってみてね!
△画像提供:Blue Farm株式会社
ChaaSで管理する農園は有機農法(有機栽培)でお茶を栽培しているんだホ。お茶ならではの苦味や甘味を感じられる質の高い茶葉が作れるだけでなく、肥料や農薬の使用を抑制することで土壌を保全しつつ生物多様性を守っているんだって!有機農法は他の農法と比べて、温室効果ガスの排出量も少ないとされているから、環境に良い農法なんだホ〜!