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プラスチック資源循環促進法(1)|1分で学べる環境問題

プラスチック資源循環促進法(1)|1分で学べる環境問題

キーワード|プラスチック資源循環促進法(プラスチック新法)

こんな疑問を解決!


❑ 「プラスチック資源循環促進法」ってどんな法律?

❑ Renewableってどういうこと?

❑ 法律の施行後は何をすればいいの?

 

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3R+Renewable

身近なプラスチックに関係する法律ができたって聞いたけど、どんな内容なのかしら?
「プラスチック資源循環促進法」略して「プラスチック新法」のことだね!

プラスチックは、触れない日はないほどボクたちの生活に浸透しているけど、石油資源の節約・海洋プラスチックごみ・地球温暖化・廃プラスチックの輸入規制…など、色んな環境課題を背景に、プラスチックの使用量削減や資源循環が世界的に注目されているよね。

日本では、環境省を始めとする政府が2019年5月に「プラスチック資源循環戦略」を策定して、さらに2022年4月1日から「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック新法)」が施行されたよ。

プラスチック新法は、プラスチックを扱う事業者や自治体に、3R(Reuse・Reduce・Recycle)とRenewableを意識した仕組み作って、これまで経済活動のなかで廃棄されていた製品や原材料などを「資源」と考えて循環させる「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」への移行を促す法律なんだ。
プラスチックごみを減らすReduce、繰り返し使うReuse、そして資源としてリサイクルするRecycleは聞いたことがあるけど、Renewableって何?
Renewableっていうのは、プラスチックを再生可能な資源に置き換えること。例えば…。テイクアウトのカトラリーがプラスチックから木製に変わったのを見たことない?

紙などのプラスチック以外の素材への代替や、再生利用が容易な材料の使用は、プラスチック新法で求められる重要なポイントの1つなんだよ。 再生可能な資源への置き換え

プラスチック使用量の削減

プラスチックを提供する企業は、どうやって対応すればいいのかしら。
今回施行される「プラスチック資源循環促進法」は「プラスチック使用量の削減」も大きなテーマになっているんだ。

だから、必ずしもカトラリーを紙製品や木製製品にしなきゃいけないって訳じゃないんだ。

実際に大手コンビニ各社は、スプーンやフォークの持ち手に穴を開けたり、長さを短くすることで、プラスチック使用量の削減を目指しているみたいだよ。
使い捨ててしまうカトラリーだったら、耐久性や使い心地が少し衰えても問題ないかもね。
使い捨てのカトラリーだからこそ、見直す必要性があるよね。

あとは、植物由来の素材を混ぜることで対応する企業もあるみたいだよ。今後の各社の対応に引き続き注目だね!

 


 

【次ページ】「プラスチック資源循環促進法」の5つのポイントとは

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