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「大切な人を守るために」ダイナリーBOOKS

「大切な人を守るために」ダイナリーBOOKS

ダイナリー図書館では、これからの地球のために、自分ごととして環境問題に取り組むキッカケとなれるよう、カンキョーダイナリー(環境>)おすすめの本や映画などをご紹介していきます。

環境問題に向き合うきっかけは
あなたの身近にあるかも?

「地球のために」にピンとこない人が見るべきポイントとは

もし環境問題が自分に関係ないことのように感じているのなら、それは「環境のために」「自然を守るために」という、大きなスケールで語られているからではないでしょうか?毎日の忙しい生活の中では、地球よりも目の前のことの方が大切、と環境のためにできることを後回しにしてしまうこともありますよね。

書籍『大切な人を守るために』は、視点を少し変えて環境問題を捉え直すのにおすすめの一冊です。この本の特徴は、多くの本が「環境が大変なことになっている」という問題の提示から始まるのに対して、「大切な人」を思い浮かべることが、環境問題への入り口になっていること。本の冒頭には、読者が大切な人を想い浮かべながら読み進められるように、ちょっとした工夫があります。

また、大切な人が地球環境とどう繋がっているのかを理解した上で、環境問題を考えられるように、人間の内面にも注目している点もこの本の特徴。長年環境に関心を持ち続けてきた筆者から見える、今と昔の比較も面白く、環境問題に向き合うことに疲れてしまった人や、優しい気持ちで環境問題と向き合いたい人にもおすすめです。

重要なトピックを一つ一つ解説

「地球温暖化」や「海洋汚染」「生物多様性の減少」など、地球を知る上で欠かせない環境問題のキーワードもしっかり解説されています。地球で起こっていることが、私たちの日常にどのような事態を引き起こすのか、イメージしやすい言葉で書かれていて、改善に向けたアクションまで提示されています。目次が細かくなっているので、気になるキーワードを調べる辞書のような使い方もできるかもしれません。

また、自然環境の悪化が不安定な情勢や経済に関わることがあるように、自然を犠牲にして便利な世の中になったことと、私たちの人生が豊かになることは、イコールではないことも教えてくれます。自然環境に直接関わる問題だけでなく、身近に迫っているのに見過ごされている、戦争や人口爆発などの様々な問題にも触れながら、「なぜ地球上で生きていられるのか」根本的な部分に地球という土台があることを教えてくれます。

 

\基本のキーワードを抑えるなら/

誰が何をすれば良いのかが分かる

「大切な人」を入り口にこの本を読むと、環境問題に向き合う理由が自然と分かってきます。環境問題に対してできること・やるべきことは、立場によって様々。そこでこの本では、地球温暖化やエネルギー問題などの地球規模の問題が一人ひとりの未来にどう影響するのかを、子ども・若者・勤労者・高齢者の世代に解説。また、何から取り組むべきかを、全ての人に共通することだけでなく、教育者や政治家、学生など立場ごとに分けて記載しています。

「環境問題になぜ取り組まなければいけないのか」というネガティブなイメージを「大切な人のことを守るために環境に優しい行動をしたい」というポジティブなイメージに変えてくれるこの本を、是非読んでみて下さい。

 

\具体的なアクションを探そう/


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\ イベント情報 /

【目次】

はじめに

1.〈人生の目的〉

2.〈外的環境〉

3.〈内的環境〉

4.〈今のままでの将来予測〉

5.〈現状認識と今後の展望〉

6.〈今後への構想〉

7.〈変革への道:第一歩〉

あとがき

参考資料

【著者紹介】

著者:丸澤 宏

筑波大学で環境科学を専攻する。博士(理学)。免疫抑制剤プログラフの研究開発、臓器保存液ビアスパンの臨床開発を担当し移植医療の定着に貢献すると共に、乳がんの治療に役立つ遺伝子診断薬パスビジョンを開発。現在も引き続き乳がん患者の治療方針決定を手助けする、オンコタイプDX乳がん再発スコアプログラムの開発を行っている。医療の世界とは別に、これまで長年関心を持ち続けてきた環境への想いを一冊の本に纏める。趣味は筋トレ、旅行、ゴルフ、音楽鑑賞など。
※今回ご紹介した『大切な人を守るために』の著者:丸澤宏さんから書籍をご提供頂きました。

https://ponomalama.com/

【商品詳細】

出版社:文芸社

発売日:‎2023/8/1

言語:日本語

単行本:212ページ

 

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