音楽祭を彩る5組のアーティスト
ここからは巡り巡る音楽祭を深海合唱団とともに盛り上げたアーティストについての情報とライブ中の模様をご紹介。コンセプトにピッタリの演奏、歌声で音楽祭の空間を彩っていました。それぞれのアーティストが進行形で勢力的に音楽活動をしています。気になったらぜひライブにも足を運んでみてください。
ゆうぼし

ゆうぼし
3つの声と2つの弦楽器の共演。「静かの基地」「満月カルテット」の堀坂有紀、「Uquwa」「ephemeron」の沼尾翔子、「aqubi」のyuukitakami、それぞれソロやバンドで活動するミュージシャン3人が互いの楽曲を演奏する。この編成ならではのアレンジで静謐に、穏やかに。2025年より3名での活動を開始。
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高井息吹

高井息吹
5歳からクラシックピアノをはじめ、ポップス、ジャズ、インプロビゼーション、オルタナティブミュージックなど様々なジャンルの音楽に刺激を受け、 2013年より作詞作曲・ピアノの弾き語りでのソロ活動を開始。2015年に1st mini album 『yoru wo koeru』をリリースし、その後バンドセット『高井息吹と眠る星座』など、弾き語りのみならず様々な形態で制作やライブを展開。CMへの楽曲提供や歌唱も数多く行う。2024年にnew EP 『金星の声』をリリース。
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根津まなみ with aqubi

根津まなみ
山梨県山梨市に生まれ、幼少期よりクラシックピアノや吹奏楽に親しむ。 専門学校進学とともに上京。ピアノ調律を専攻しながらジャズヴォーカルを学ぶ、という変わった学生時代を過ごし数多くのセッションを経験した。 クラシックージャズ、山梨ー東京間を何度となく往復する中で培われた視野の広い音楽センスと霞掛かった様な独特の声による歌唱スタイルはあらゆる聴き手の琴線と望郷に直接的に訴えかける。 2018年5月、中山美穂主演映画「蝶の眠り」エンディング曲担当。現代ジャズを経過したポップスユニットshowmoreのヴォーカル、クラシカルインストバンドhyphaなどその活動は多岐に渡る。
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aqubi
ryo sugimotoとyuukitakamiによるユニット。ピアノと歌を中心にジャズやラテン、室内楽などのエッセンスを感じさせるアブストラクトな即興からポップスまで幅広い音楽を演奏する。1stアルバム”scenes”(2018)には小西遼(from CRCK/LCKS)、タカラマハヤ(from 山二つ、東京塩麹)がゲスト参加。2021年、横須賀・飯島商店にてレコーディングしたシングル曲”waltz”をデジタルリリース。2023年にはSSW・古川麦のインストアルバム”Miscellany”に参加。
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深海合唱団

深海合唱団
海について歌い・考える音楽集団。音楽やアートの力で、環境や社会の様々な問題に光を当てることを目標に、NPO団体やアップサイクルブランドとコラボレーションしながら、さまざまな形態で活動。年に2回、葛西海浜公園で開催するビーチクリーン「小さなプラスチックを集める会」は、アップサイクルまでをゴールに据え、毎回多数の企業・ボランティア団体・一般参加者らと一緒に活動。2024年より、音楽とともに季節の移り変わりをお祝いするライブ「夏至の組曲」「冬至の組曲」を開催。今回は、より多くの方に、楽しみながら、いろいろな体験をしてもらおうと「巡り巡る音楽祭」を企画。
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空気公団

空気公団
作詞、作曲、編曲を手掛ける山崎ゆかりを中心としたプロジェクト。ささやかな日常語、アレンジを細やかにおりこんだ演奏、それらを重ねあわせた音源制作を中心に据えながらも、映像を大胆に取り入れたライヴや、様々な芸術家とのコラボレーションを軸にしたイベント、制作物等、枠にとらわれないアート志向の活動を独自の方法論で続けている。花澤香菜、Kaede(Negicco)、ジョナゴールド(元りんご娘)などへのプロデュースや楽曲提供、またCM音楽、ナレーションなど幅広く手がけている。バンド編成スタイルの他、ミニマムな編成でのライブ稼働も行っており、今までとは違った幅広い活動が期待される。
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特別なステージ

全てのアーティストのライブ演奏が終了した後、「特別なステージ」という演目で用意されていたのは全アーティストによるコラボ演奏。



空気公団さんの楽曲を全アーティストで演奏し、イベントは大団円を迎えました。

photo by kou takaishi
おわりに
約6時間を予定して繰り広げられたイベントも終わってみればあっという間。取材と運営に奔走していたカンキョーダイナリースタッフもコンテンツを巡る中で様々な方々と交流ができ「音楽祭に集う人々の、いろんな想いや言葉も巡り巡ってたくさんの出会いやご縁になる」という深海合唱団さんが思い描いていた風景を垣間見ることができたように感じます。深海合唱団さんが企画するライブは毎年「夏至」と「冬至」に実施されています。本記事が海や地球環境を思いながら活動を続ける深海合唱団さんの取り組みに興味を持つきっかけとなれば幸いです。気になった方はぜひ活動を追ってみてください。
\スタッフが探訪した様子をレポート!/
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