【正解!!】3Rとは？大切な意味と、私たちにできる取り組みを解説｜DAINARI CHOICE #13

答こたえ

正解せいかいは...
B:リデュースです！

 

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解説かいせつ

3Rとは

3Rとは、Reduce（リデュース）、Reuse（リユース）、Recycle（リサイクル）の頭文字かしらもじを取とった3つのエコなアクションの総称そうしょうです。リデュースは、ごみの発生はっせいをもとから減へらすこと、リユースは使つかい捨すてを減へらし、繰くり返かえし使用しようすること、リサイクルは資源しげんを廃棄物はいきぶつにせず再利用さいりようすることを意味いみします。

 

近年きんねん、プラスチックごみの諸外国しょがいこくの輸出規制ゆしゅつきせいが厳きびしくなったことで、一人当ひとりあたりのプラスチックごみ排出量はいしゅつりょうが世界二位せかいにいの日本にほんでも、この3Rの考かんがえ方かたに人々ひとびとの意識いしきを転換てんかんし、アクションを起おこしていくことが求もとめられています。

 

今日きょうから実践じっせんできる3R

3Rの取組とりくみの目的もくてきは、ごみを限かぎりなく減へらすことで、ごみの焼却しょうきゃくや埋立処理うめたてしょりによる環境かんきょうへの負荷ふかをできるだけ少すくなくすること。さらには、限かぎりある地球ちきゅうの資源しげんの使用しようを減へらし、資源しげんを有効的ゆうこうてきに繰くり返かえし使つかう循環型社会じゅんかんがたしゃかいの実現じつげんにあります。

そのためには、消費者しょうひしゃだけでなく、モノを製造せいぞうする事業者側じぎょうしゃがわも3Rの取組とりくみを実践じっせんする必要ひつようがあります。ここでは、それぞれの側がわの視点してんにたって、今日きょうから実践じっせんできる取組とりくみを紹介しょうかいします。

Reduce（リデュース）｜資源しげんの消費しょうひ、ごみの発生はっせいをもとから減へらす

＜消費者しょうひしゃ＞

• ☑ ごみになるものを買かわない、もらわない。
• ☑ 長ながく使つかえる製品せいひんを買かう、手入ていれや修理しゅうりをしながら長ながく大切たいせつに使つかう。
• ☑ 詰つめ替かえ容器ようきに入はいった製品せいひんや簡易包装かんいほうそうの製品せいひんを選えらぶ。
• ☑ 利用回数りようかいすうの少すくないものは、レンタルやシェアリングシステムを利用りようする。
• ☑ 省資源化設計しょうしげんかせっけいの製品せいひんを選えらぶ。

＜事業者じぎょうしゃ＞

• ☑ 製品せいひんができるだけ長ながく使つかえるよう、製品設計せいひんせっけいに工夫くふうをする。
• ☑ 簡易梱包かんいこんぽう、簡易包装かんいほうそう、詰つめ替かえ容器ようきなどの利用りよう、普及ふきゅうに努つとめる。
• ☑ 原材料げんざいりょうを無駄むだなく効率的こうりつてきに使つかうように製品製造せいひんせいぞうに工夫くふうする。

Reuse（リユース）｜繰くり返かえし使つかうことで、ごみを減へらす

＜消費者しょうひしゃ＞

• ☑ リターナブル容器ようき(※)に入はいった製品せいひんを選えらぶ。
• ☑ リターナブル容器ようきは、使つかい終おわったらリユース回収かいしゅうに出だす。
• ☑ フリーマーケットやガレージセールなどを利用りようし、不用品ふようひんの再活用さいかつように努つとめる。

＜事業者じぎょうしゃ＞

• ☑ 本体ほんたいや部品ぶひんのリユースがしやすいよう、製品設計せいひんせっけいに工夫くふうをする。
• ☑ 使用済製品しようずみせいひんを回収かいしゅうして本体ほんたいや部品ぶひんを再生さいせいし、再ふたたび新品同様しんぴんどうようの製品せいひんを作つくり出だす。
• ☑ 使用済製品しようずみせいひん、部品ぶひん、容器ようきを回収かいしゅうし、再使用さいしようする。

Recycle（リサイクル）｜資源しげんとして再ふたたび利用りようすることで、ごみを減へらす

＜消費者しょうひしゃ＞

• ☑ 資源しげんとして分別ぶんべつする。
• ☑ 資源しげんごみの効率的こうりつてきな分別回収ぶんべつかいしゅうを広ひろめる。
• ☑ リサイクル製品せいひんを積極的せっきょくてきに利用りようする。

＜事業者じぎょうしゃ＞

• ☑ 使用後しようごのリサイクルがしやすいよう、製品設計せいひんせっけいに工夫くふうをする。
• ☑ できるだけリサイクル原材料げんざいりょうを使つかい、製品せいひんを製造せいぞうする。
• ☑ 使用済しようずみとなった自社製品じしゃせいひんの回収かいしゅう・リサイクルに努つとめる。

(※)リターナブル容器・・・ 中身を消費した後に販売店を通じて返却・回収し、洗浄して再び利用する容器

 

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3Rがさらに進化しんか… 近年きんねん主流しゅりゅうの「4R」「5R」とは?

 

ごみの発生はっせいをもとから減へらすReduce（リデュース）、繰くり返かえし使つかうReuse（リユース）、そして資源しげんとして再利用さいりようするRecycle （リサイクル）の「3R 」に加くわえ、近年きんねんでは「4R」や「5R」といった、3Rをさらに発展はってんさせた考かんがえ方かたを重要視じゅうようしし、環境問題かんきょうもんだいに取とり組くむ人ひとが少すこしずつ増ふえてきています。

 

4Rとは、3Rに「Refuse（リフューズ）」が加くわえられた考かんがえ方かたで、廃棄物はいきぶつになるような不必要ふひつようなものは買かわない、積極的せっきょくてきに断ことわるというもの。外出がいしゅつの際さいは、マイバッグやマイボトルを持参じさんし、レジ袋ぶくろやペットボトルの購入こうにゅうを控ひかえたり、過剰包装かじょうほうそうを断ことわる取とり組くみが当あてはまります。

 

5Rとは、3Rの取とり組くみに、「Refuse（リフューズ）」と「Repair（リペア）」が加くわえられた考かんがえ方かたです。Repair（リペア）は、ものが壊こわれた際さいに、修理しゅうりしてできるだけ長ながく使つかうことを指さします。洋服ようふくや家具かぐなどのリメイクを楽たのしんだり、修理しゅうりサービスを行おこなっている店みせの商品しょうひんを選えらぶ取とり組くみが当あてはまります。

 

ちなみに問題文もんだいぶんにあったリサイタルは、音楽おんがくや詩しの朗読ろうどくなど、一人ひとりまたは少数しょうすうの演奏者えんそうしゃが観客かんきゃくの前まえで行おこなうパフォーマンスを指さす言葉ことば。環境保護かんきょうほごとは全まったく関係かんけいありません。

 

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3Rには優先順位ゆうせんじゅんいがある? 一番いちばんエコなのはどれ?

 

3Rには、Reduce（リデュース）、Reuse（リユース）、Recycle （リサイクル）の順じゅんに優先順位ゆうせんじゅんいがあります。まずは、ごみを出ださないようにする、使つかえるものは繰くり返かえし使つかう、それでもごみになってしまったら原料げんりょうに使つかう。この優先順位ゆうせんじゅんいを守まもって生活せいかつしていけば、必然的ひつぜんてきにごみの量りょうを減へらすことができます。

 

4Rの場合ばあいは、そもそも不要ふようなものを買かわないRefuse（リフューズ）がもっとも優先順位ゆうせんじゅんいが高たかく、どうしても断ことわれないというなら、Reduce（リデュース）すると良よいでしょう。

 

今日きょうから3Rを意識いしきしてみよう！

3Rは、日々ひびの暮くらしの中なかで意識いしきしていれば改善かいぜんできるようなことばかりなので、誰だれでも簡単かんたんに取とり組くめるというのがポイントです。一方いっぽうで、全すべてを意識いしきしすぎてしまうと億劫おっくうになって続つづかないこともあると思おもいます。まずは自分じぶんの生活環境せいかつかんきょうに照てらし合あわせてみて、できそうなことから始はじめてみることが大切たいせつです。その上うえで、コツコツと継続けいぞくさせ習慣化しゅうかんかしていきましょう！

 

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（参考）環境省：ecojin｜【特集】3R徹底宣言！

（参考）リデュース・リユース・リサイクル推進協議会：3Rについて