「沈黙の春」ダイナリーBOOKS#7

「沈黙の春」ダイナリーBOOKS#7

環境ライブラリーでは、これからの地球のために、自分ごととして環境問題に取り組むキッカケとなれるよう、カンキョーダイナリー(環境>)おすすめの本や映画などをご紹介していきます。


初版から60年!
世界で初めて環境問題を告発した一冊

「無害な化学物質」は本当に無害と言えるのか?

農薬や殺虫剤に使用されるDDTが普及し始めた当時、誰もが人間の思い通りに自然をコントロールできると信じていた「無害な化学薬品」は、レイチェル・カーソンの訴えによって世界的な禁止の動きに転じました。我々の生活を「便利にするもの」にDDTのような闇が潜んでいたら...。レイチェル・カーソン亡き今、彼女の訴えに耳を傾け、化学物質の脅威に細心の注意を払わなければいけないのは私たち自身なのかもしれません。

まるで論文?膨大な資料データに基づいた物語

「アメリカ合衆国の1947年の合成殺虫剤の生産量は...」「動物実験の結果...」「この病気が発見されたのは...」著者の得たあらゆる資料データと知見をもとに、化学薬品の乱用によって動植物の静まり返る春の訪れを人々に警告しています。中にはアメリカなどの諸外国だけでなく、日本で使用された殺虫剤とその影響の例も。環境問題を考える人間のバイブルとして、少し背伸びをしてでも読んでおきたい作品です。

【目次】

  • 1.明日のための寓話
  • 2.負担は耐えねばならぬ
  • 3.死の霊薬
  • 4.地表の水、地底の海
  • 5.土壌の世界
  • 6.みどりの地表
  • 7.何のための大破壊?
  • 9.死の川
  • 10.空からの一斉爆撃
  • 11.ボルジア家の夢をこえて
  • 12.人間の対価
  • 13.狭き窓より
  • 14.四人にひとり
  • 15.自然は逆襲する
  • 16.迫り来る雪崩
  • 17.べつの道

【著者・監修者紹介】

著者:レイチェル・カーソン

ペンシルベニア州スプリングデール生まれ。ペンシルベニア女子大学で動物学を専攻後、ウッズホール海洋研究所などでの研究を経て、漁業水産局に就職。政府刊行物の編集に従事する。何十億年もの間〝生命の母〟であり続ける海の諸相と魅力を具体的かつ詩的に語る「われらをめぐる海」で生物ジャーナリストとしての地位を確立。著書に、地球の声に耳を澄ますことを呼びかける名著「センス・オブ・ワンダー」など。

【商品詳細】

出版社:新潮文庫

発売日:1974/2/20

言語:日本語

文庫:394ページ

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