「ZEB」エコを始めよう #26

ZEB

ZEBとは、「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称。快適な室内環境を保ちながら、省エネにより使うエネルギーを減らし、太陽光発電などでエネルギーを創り出すこと(創エネ)で、建物で使うエネルギーの収支をゼロにすることをめざした建築物のことです。認証には4段階の定義があり、ゼロエネルギーの達成状況に応じてランク付けされます。


今回は、熱血新入社員紙化はじめくんに、環境問題に詳しい先輩営業大昭和えこさんが、ZEBについて事例と併せてわかりやすく解説します!


「ZEB」エコをはじめよう!#26

ZEBとは?

大昭和えこ 異常気象や地球温暖化で、建物での冷暖房は欠かせない時代になったわね...。そう言えば、快適な室内環境と省エネルギーを両立する「ZEB(Net Zero Energy Building|ゼブ)」って知ってる?
「ZEB」?初めて聞きました。 紙化はじめ
大昭和えこ 普通の建物は、中で人が活動するためにエネルギーが消費される一方。でも「ZEB」の認証を受けた建物では、 ①エネルギーを減らす省エネと、②エネルギーを創る創エネで、エネルギーの消費量がプラスマイナスゼロになっているの。ちなみに、一般的な住宅の場合は「ZEH(Net Zero Energy House|ゼッチ)」と呼ばれるのよ。
使った分と減らした分でCO2の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の考え方と似ていますね。 紙化はじめ
大昭和えこ そうね。カーボンニュートラルが温室効果ガスの排出量をもとにしているのに対して、ZEBは一次エネルギーの消費量に注目している点に違いがあるわね。
なるほど!でも、省エネに取り組んだとしても、使うエネルギーの量の創エネって本当にできるんでしょうか...? 紙化はじめ
大昭和えこ 建物で使うエネルギー量はかなり多いから、完全にゼロにするのは難しいのが現状。だからZEBの認証には、ゼロエネルギーの達成状況に応じた4つのレベルが定義されているのよ。
具体的には、省エネ+創エネで0%以下まで削減した建物には『ZEB』、省エネ+創エネで25%以下まで削減した建物には『Nearly ZEB』省エネのみで50%以下まで削減した『ZEB Ready』、延面積が10,000㎡の大きな建物のための『ZEB Oriented』の4つで、ZEBシリーズになっているんですね! 紙化はじめ
ZEBの4つのランク

ZEBの事例

ZEB認証を取得した建築物の事例を知りたいです! 紙化はじめ
大昭和えこ 例えば、2022年5月、品川区立の環境学習交流施設としてオープンした「エコルとごし」。都内公共施設として初めて「Nearly ZEB」の認証を取得したのよ。基準となる建築物と比較して、なんと91%のエネルギー量削減が見込まれているの!
それはすごいですね!エコルとごしでは、具体的にはどのようにエネルギーを削減しているのですか? 紙化はじめ
大昭和えこ エコルとごしには、区の施設として最大規模の太陽光パネルがあって、建物の屋根の7割に設置されているの。一般家庭約11世帯が1日で使う電気を、この太陽光パネルでは1日で発電できるんだって!
他にも、空調設備に地中熱を活用したり、トイレの洗浄水に使用するための4万リットルもの雨水を貯水できる水槽があったりするんですね。 紙化はじめ
大昭和えこ エコルとごしに行けば、どんな取り組みをしているのか、展示で楽しく学ぶことができるわよ。
早速行ってみましょう! 紙化はじめ
エネルギーを減らす・創る方法

(参考1)環境省ホームページZEB PORTAL[ゼブ・ポータル]
(参考2)エコルとごしホームページ「ZEB認証建築物」

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