みんなで集めた「小さなプラスチック」
参加者が集めた小さなプラスチックを集計したら1つの袋がパンパンになる量に!

▲特に5mm以下のプラスチック片は、一般的に「マイクロプラスチック」と呼ばれ、環境汚染や生態系への悪影響が懸念されています。環境問題でも注目されているキーワードの1つですね。
小さなプラスチックを集めて、どうするの?
今回集めたプラスチックは、別日に行われる「集めたプラスチックを洗う会」で丁寧に洗浄されます。そこから、アクセサリーになったり、アーティストの衣装やステージ装飾に生まれ変わったり、ワークショップの素材として再利用されたりと、さまざまな形でアップサイクルされていくそうです。

▲前回の「集めたプラスチックを洗う会」の様子。

▲洗浄されたプラスチック片とペットボトルで作ったマラカス。ライブでもパーカッションとして使用される。

▲小さなプラスチックで装飾されたステージでライブを行う深海合唱団のみなさん。
深海合唱団さんのこだわりがつまった活動
25名ほどの人数で実施した今回のビーチクリーン活動ですが、ゴミ拾いそのものの規模としては、環境への直接的なインパクトが大きいわけではありません。しかし、この活動の本当の目的は別のところにあります。
それは、こうしたゴミ拾い活動を主催している人たちやボランティアに取り組む仲間が全国に多くいると知ってもらうこと。そして、砂浜や海の現状を実際に目で見てもらい、体感してもらうことです。

今回スタッフも参加してみて感じたのは、「ビーチクリーンは、環境への意識が高くなくてもいい」ということでした。深海合唱団さんが主催する「小さなプラスチックを集める会」は、
・気軽に参加できる
・宝探しのように遊びの感覚で楽しめる
・ちょっとした達成感がある
そんな魅力が詰まったイベントでした。葛西海浜公園というアクセスの良いロケーションも相まって、休日の過ごし方としても十分に満足度の高い体験です。

興味はあるけど一歩踏み出せない人にこそ、ぜひ気軽に参加してほしい 。そう思えるビーチクリーン活動でした。
深海合唱団ビーチクリーン部が主催する「小さなプラスチックを集める会」は毎年春と秋に実施中!次回の開催が決まった際にはカンキョーダイナリーでもお知らせいたします。ご参加お待ちしています!
\スタッフが探訪した様子をレポート!/
カンキョーダイナリーでは、環境問題に対していま私たちができることを、「紙で環境対策」という視点で情報発信しています。カンキョーダイナリーとコラボしたい方、運営会社である紙加工メーカー大昭和紙工産業の取り組みについて興味のある方など、お気軽にお問い合わせください。

参考
環境省|世界の森林を守るために